複数のアーキテクチャを持つ計算機工学教育用マイクロプロセッサ

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概要

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計算機を始めとする情報処理機器の普及に伴い, 初等教育から高等教育までの種々の教育レベルでの計算機工学教育の重要性が高まっている。特に, 計算機の基本的な構造を理解させる教育は, 情報科学の基礎技術に対する正しい認識を教育する意味において極めて重要である。現在, 初等教育から大学までの教育課程で行われている計算機工学教育は, ソフトウェアからハードウェアまでの計算機システム全体の構造と動作原理を理解させるという観点からは必ずしも十分なものとはいえない。また, 計算機工学教育に関する実験環境は現在の産業界の技術水準には程遠い教材を用いており, 計算機に関する実践的かつ実務的なレベルの知識を得ることができるかは疑問が残る。本稿では教育用マイクロプロセッサの開発目的を再検討し, 新しい計算機工学教育用マイクロプロセッサの開発について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-09-24

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