マルチプラットフォーム型情報教育システムの性能評価 II

概要

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今日の情報処理環境の変化には目を見張るものがある。このような状況の中、大学の工学部にあっては、情報技術に関する入門教育から専門教育まで、幅広い教育内容に対応可能な情報教育環境が求められるようになってきた。本学工学部情報技術センターにおいては、1991年よりこれらの要請を満足するために、ほとんどのリソースをネットワークで結合したクライアント/サーバ型の情報教育支援環境を構築してきた。このサーバには、ネットワーク環境の構築に適したUNIXオペレーティング・システムを採用し、UNIX教育、ブログラミング教育及びネットワーク関連教育を行ってきた。[1] しかし、今日の急速な情報処理環境の変化に対応した情報教育を行うには、複数の種類のオペレーティング・システムの活用が求められるようになった。そこで、複数の種類のサーバ群を持つ、マルチプラットフォーム対応型情報教育システムの構築に着手し、実験的に運用を開始した。このシステムの概要およびネットワークの評価などについて、前回報告した[2]。今回、接続クライアント数を倍増するとともに、サーバのファイル・システムについて評価・検討したので報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1997-03-12

マルチプラットフォーム型情報教育システムの性能評価 II

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