言語と図形の協調理解のためのモジュール間通信機構
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概要
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自然言語表現と図形表現が混在するマルチメディア文書の理解システムを構成しようとする場合,両表現の相互関係の理解,両表現の協調による暖昧性の解消,両表現の相互変換などが要求されるため,言語と図形を統一して扱える環境が望まれる.そこで,文章表現と図形表現が相補的に機能する形で構成されている小学校1年の算数のドリルテキストを対象とし,テキストの構成要素毎に生成された複数の解釈モジュールが,構成要素の構造的ならびに意味的特徴に応じて,各種の知識モジュールを使用し,必要ならば相互に通信をしながら,分散協調的にテキストの意味理解を行う方式を提案した.本稿では,言語および図形表現の協調理解のための解釈モジュールの構成と通信機構について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1992-09-28
著者
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