5ポートレジスタファイルを用いたVLIW 型計算機KIDOCH
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概要
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本文では、開発中のVLIW型計算機KIDOCH IVのハードウェアについて述べる。すなわち、VLIW型計算機として1ステップで一度に動作させることができる装置として、2本の入力ポートを持つメモリ、アドレス計算用の整数データ用のALUが2個、浮動小数点データ用あるいは整数データ用のALUが1個、浮動小数点データ用あるいは整数データ用の四則演算器として用いることができるFUPを1個用意してある。これらの装置にはそれぞれ64w/32bi tの5ボートレジスタファイルが付いており、このレジスタファイルを経由して3本のデータバス(32bit幅)につながり、各演算器間でデータを交換することができる。また、このレジスタファイルはデータメモリおよびプログラムメモリ用のメモリ管理ユニットとしても有効に用いられている。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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