スピーカの高調波歪み率の計測法の比較検討
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概要
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本論文では、DXHS適応フィルタを用い、簡単にスピードやアンプ等のオーディオ機器の歪み率や残留雑音レベルを測定する方法を提案する。この方法により、鋭いカットオフ周波数特性を持つバンドパスフィルタを用意する必要がなく、また、従来手法におけるバンドパスフィルタの収束に時間がかかるという時間応答特性の問題も解決することができる。更に、適応フィルタを用いて試験信号としている正弦波信号と相関のある成分のみを抽出しているため、環境騒音があっても高調波成分の大きさを高い精度で測定することができる。本手法の有効性は、スピーカを用いた実験により明らかとなった。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-04-28
著者
-
藤岡 豊太
岩手大学工学部
-
永田 仁史
岩手大学工学部
-
安倍 正人
岩手大学工学部
-
大川 智久
岩手大学工学部情報工学科
-
安部 正人
Research Center For Applied Information Center Tohoku University
-
安倍 正人
岩手大学工学部情報工学科
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