矩形パルスを用いたインパルスレスポンス推定法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
This paper proposes a method to measure the impulse response of a system with long reverberation using a rectangular pulse as the source signal. The progress of digital device has provided us with various useful digital equipments such as a howling-cancel system. To realize the system, it is necessary to estimate the impulse response. A response to a pulsive signal has been used, for example, to estimate the reverberation time. However, since the pulsive signal is not equal to the impulse, cross-spectral technique is necessary to estimate the impulse response, and much computation time is required to compute many discrete Fourier transforms. On the other hand, we propose a method using a rectangular pulse with a finite amplitude. Under some conditions developed in this paper, the response of the system to the rectangular pulse can be approximately equal to the impulse response. Therefore, it is not necessary to compute Fourier transforms, and the method requires the least amount of computations. We describe first the conditions to estimate the impulse response accurately using a rectangular pulse. Next, an index is introduced to evaluate the accuracy of the estimated impulse response. Using this index, the conditions are investigated in detail by computer simulations. Actual room experiments are also carried out to show that the evaluation method by the index is actually effective in practical cases, where there are external noises.
- 社団法人日本音響学会の論文
著者
-
安倍 正人
岩手大学工学部
-
金 千徳
Research Center For Applied Information Sciences Tohoku University
-
安倍 正人
Education Center for Information Processing, Tohoku University
-
城戸 健一
Research Center for Applied Information Sciences, Tohoku University
関連論文
- 遺伝的アルゴリズムを用いたスピーカの高調波ひずみ率測定法
- 遺伝的アルゴリズムを用いたスピーカの高調波ひずみ率測定法(研究速報)
- 2チャネルMUSIC法における複数音源方向の逐次的推定に関する検討(音響信号処理,一般)
- 移動マイクロホンを用いた指向性スペクトル分析システム
- 遅延素子利用により制御された拡声装置用直線配列スピ-カの指向特性
- サブバンド処理に基づいた音響信号伸縮処理における帯域間の同期処理に関する検討 (応用音響)
- 脳血管異常診断における健常者と異常者の分離
- 2チャネルMUSIC法における複数音源方向の逐次的推定(電気音響,音響一般)
- 複数のセンサを用いた脳血管障害位置の推定
- 携帯型ディジタルポリグラフの応用に関する研究
- サブバンド処理に基づいた音響信号伸縮処理における帯域間の同期処理に関する検討(音響信号処理/聴覚/一般)
- A-10-4 参照信号の分離に基づくマルチチャネルANCの検討
- DXHSアルゴリズムによるスピーカの歪み率計測
- 両耳受聴音からの音源方向推定の精度向上に関する一検討 : HRTFデータへの適用(ANC・エコーキャンセラー・ノイズキャンセラー/一般)
- 両耳受聴音からの音源方向推定処理に関する検討(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会)
- 紙上記録波形の計算機入力システムの評価
- 適応フィルタを用いたスピーカの高調波ひずみ率測定システムと実時間実験による性能評価(電気音響,音響一般)
- 適応フィルタを用いたスピーカーの高調波歪率測定法における測定時間の短縮化(聴覚・音響信号処理/一般)
- 適応フィルタを用いたスピーカーの高調波歪率測定法における測定時間の短縮化
- 重み付きウィナー利得に基づく音源方向推定に関する検討 : HRTFデータへの適用(立体音響・音場制御/聴覚/一般)
- 2個の指向性マイクロホンを用いた音源方向推定に関する検討
- コンクリートブロック中の傷の非破壊検査 : 表面波の高精度推定
- 部分空間法に基づく音声強調法のベクトル量子化を用いた高速化に関する検討 : 音声認識による評価
- 2チャネルシステムにおける利得制御に基づいた音声強調に関する検討
- 修正相関係数に基づいた音源方向推定と音声強調(音響と音声処理,音声強調,ロバスト音声認識)
- 修正相関係数に基づいた音源方向推定と音声強調(音響と音声処理,音声強調,ロバスト音声認識)
- マイクロホンアレーによる目的音消去に基づいた Missing Feature 処理に関する検討
- 振動解析による脳血管異常の非侵襲的診断 : 呼吸音の影響除去
- 脳血管異常の非侵襲的診断における呼吸音の影響調査
- マイクロ命令を用いたVLIW型計算機と新しいソフトウェアパイプライン技術の有効性の検討
- 多入力多制御点のANCシステムにおける適応アルゴリズムの収束特性 (適応信号処理の展開とその応用論文特集)
- Delayed-x LMSアルゴリズムの収束速度に関する検討
- 参照信号間に相関がある場合のFiltered-x LMSアルゴリズムの収束速度の改善法
- Delayed-x LMS アルゴリズムの適用条件に関する検討
- Filtered-x LMS アルゴリズムの収束特性の周波数領域での評価
- 二次音源の数と制御点の数が異なる場合のANCシステムの収束特性
- 修正した相互相関係数に基づく音声検出と音声強調
- 相関係数に基づいた音声検出と音声強調に関する検討
- 1つのシーケンサに協調動作するクラスタ構成VLIW並列計算機のシミュレーションによる性能評価
- 帯域信号の包絡線を使った音源寄与率の測定
- 分散演算器・データキャッシュを持つクラスタ構成VLIW計算機
- ソフトウェアパイプラインによる条件分岐の際のハザードの影響の削減
- セカンダリーパスの影響削減によるLMS型アルゴリズムを用いた騒音のアクティブ制御の収束特性の改善
- 低周波振動による異常箇所の同定(音響・振動による機械装置の診断)
- 主成分分析に基づくスペクトルサブトラクションのVQによる高速化 : 音質向上に関する検討
- 目的音消去よるS/N推定に基づいた耐雑音音声認識の基礎的検討
- 2チャネル音声検出を用いた非定常雑音下の音声認識
- 二つの指向性マイクロホンを用いた目的音検出に関する検討(多次元信号処理とその応用・実現論文小特集)
- スピーカの高調波歪み率の計測法の比較検討
- 話者方向に基づくSSの制御を用いた話者追尾2chマイクロホンアレイに関する検討
- 多数センサのための逆フィルタ係数推定における入力系列の影響
- 話者追尾2チャネルマイクロホンアレーに関する検討 (適応信号処理の展開とその応用論文特集)
- 表面波の高精度推定によるコンクリートブロックの傷位置推定の改良
- IIRフィルタを用いたモノポール騒音制御
- コンクリートブロック中の欠陥の非破壊検出法 -p波の検出法-
- 話者追尾2chマイクロホンアレイに関する検討
- マイクロホンアレー技術の概要と最近の動向
- 意識水準を考慮した心電図RR間隔の計測と解析 : 携帯型デジタルポリグラフの応用
- 表面波を除去したコンクリートブロックの欠陥検出法
- 書き込み専用命令をもつVLIW計算機
- 表面波を除去したコンクリートプロックの欠陥検出法の定量評価
- 排他的学習ネット(ELNET)を用いた手書き文字認識の細分類手法
- 改良型マハラノビス距離を用いた高精度な手書き文字認識
- 候補出現頻度を考慮した排他的学習ネット(ELNET-II)による手書き文字認識
- 候補出現頻度を考慮した排他的学習ネット(ELNET-II)によるETL9Bの高精度認識
- 係数変化型学習法とその手書き文字認識への応用
- 改良型方向線素特徴量および部分空間法を用いた高精度な手書き文字認識システム
- 多数センサによる音源推定 (マイクロホンアレー)
- 部分整合領域の自動学習による手書き文字の詳細識別に関する一手法
- モノポールANCシステムの適応制御
- 雑音や反射音が存在する環境におけるサブアレイを用いた音響ホログラフィ法
- 打撃振動波形によるコンクリートブロック中の傷の有無と傷位置の推定
- 主成分分析を用いたスペクトルサブトラクションのVQによる高速化の検討
- 排他的学習ネット(ELNET)を用いたETL9Bの認識
- 排他的学習ネット(ELNET)を用いたETL9Bの認識
- 排他的学習ネットによる手書き文字認識の細分類手法
- 係数変化型学習法とその手書き類似文字識別への応用
- 音響ディジタル信号処理を主目的とする高速演算装置μKIDOCH
- 二つのマイクロホン出力間のクロススペクトルによる音源位置推定法における移動雑音源の影響
- クロススペクトル法によるコヒーレンス関数及びインパルスレスポンス推定の際の窓関数の影響
- 時間窓の推定インパルスレスポンスの精度に及ぼす影響
- 矩形パルスを用いたインパルスレスポンス推定法
- 拡声装置における直線配列指向性マイクロホンの利用
- 部分アレイによる周期音の音響ホログラフィ高精度推定法
- VLIW型計算機KIDOCH用Cコンパイラにおけるグローバル最適化
- LMS適応フィルタを利用した歪率測定法
- テスト信号として音波を用いたクロススペクトルと最小2乗法による管路長の高精度測定法
- 改良型マハラノビス距離を用いた高精度な手書き文字認識
- 改良型マハラノビス距離を用いた高精度な手書き文字認識
- 適応フィルタを用いたスピーカの高調波ひずみ率測定法の測定精度改善(研究速報)
- VLIW型計算機KIDOCHのメモリ管理機構について
- 改良型方向線素特徴量および部分空間分類法を用いた高精度な手書き文字認識システム
- 改良型方向線素特徴量および部分空間法を用いた高精度な手書き文字認識システム
- 多数センサによる音源波形の推定
- 5ポートレジスタファイルを用いたVLIW 型計算機KIDOCH
- 多数センサによる音源位置の推定
- VLIW型計算機KIDOCH用Cコンパイラにおけるif文の最適化
- VLIW型計算機KIDOCH用Cコンパイラについて
- テーパ窓を用いた特異値分解と極推定による1次元空間上の複数音源の位置推定
- ディジタルフィルタの基礎(その3) : 時間領域と周波数領域の間の変換