多数センサによる音源位置の推定
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概要
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本論文では、センサアレイを使った音源位置の推定法について述べる。このような研究のほとんどは従来、到来波を平面波と仮定しており、球面波を仮定する場合のセンサアレイの特性についてはあまり議論されていない。そこで、球面波音場においてアレイによって形成される空間的な感度の分布、及びビーム幅等について計算機シミュレーションによって検討し、音源位置推定に適したアレイ形状を明らかにする。その結果2次元音場において最良の音源分離特性を持つことが明らかとなった円形のセンサアレイを用いてその空間的なエリアジング特性及び複数音源環境下での雑音抑圧特性について検討し、これを室内実験に用いて音源位置推定実験を行った結果も報告する。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 1990-07-01
著者
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