表面波を除去したコンクリートプロックの欠陥検出法の定量評価
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概要
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これまで、表面波の影響を除いてコンクリートプロック中の傷位置を非破壊検査する方法を提案してきた。これは、小型ハンマ打撃に対するインパルス応答をプロック表面に取り付けた複数のピックアップで検出し、傷からの反射波を鏡像音源からの直接波と考え、ビームフォーミング(指向性合成)により傷位置を推定するというものである。しかし、この方法では、傷が表面と並行でなけれぱならないという制約があった。本報告では、これに対し、打撃波形が傷にぶつかり、そこから反射波が放射状に出ると考えて実験を行ない、傷が斜めの場合にも傷位置を推定できたので報告する。また併せて、定量的評価を行なった結果も報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1997-06-20
著者
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