2チャネル音声検出を用いた非定常雑音下の音声認識
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概要
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本報告では、2chマイクロホンを用いた音声認識システムの実環境における評価を行った。2ch音声検出は既提案の2ch間の位相差と振幅比を用いる方法であり、突発的な雑音に対処可能である。実環境における評価のために、工事現場の雑音、乗用車で走行中にカーラジオからの音声、走行雑音の三つの実環境雑音を用いた。その結果、従来法に比べ、SlN比が-3dBの場合、7%〜37%の性能の改善が得られ、本方式を用いた音声認識システムの有効性が確認できた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2001-06-21
著者
-
永田 仁史
岩手大学工学部
-
安倍 正人
岩手大学工学部
-
布田 智章
岩手大学工学部情報工学科
-
安部 正人
Research Center For Applied Information Center Tohoku University
-
安倍 正人
岩手大学工学部情報工学科
-
布田 智章
岩手大学工学部
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