英英辞典中の単語の意味素性と例文を使った文の多義性の解消
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概要
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本論文では、英文を解析する際に生じる、文の構造的な多義性と意味的な多義性を、制約(Constraint)と選好(Preference)を用いて、協調的に解消する手法(3,4)について述べる。制約とは、語と語の関係における条件であり、係り受けの非交差のような文法的制約と、選択制約のような意味的制約とからなる。選好とは、辞書の定義文や例文から得られた事例ベースを用いて算出される、語と語の関係に関する優先度である。この優先度を用いて制約を制御しながら多義性を解消する。これらに必要な情報は、オンライン版のロングマン英英辞典(1)(以下LDOCEと呼ぶ)の定義文、例文、BOX code等から抽出する。今回は、意味的多義性の解消を中心に述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1991-02-25
著者
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