意味距離と活性伝搬を用いた自然言語解析法
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概要
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シソーラスをベースにした属性ベクトルから、英単語間の意味距離を計算することができる。これによって、あらゆる単語を自然言語処理システムが利用可能な、特定分野において多義性のない語い(意味素)にマッピングさせることができる。さらに意味素には、フレーム的に記述された概念構造(あるいは制約構造)が付加されており、複数の概念は、関連性を表すリンクによって、ネットワークを構成している。活性伝搬という手法を用いることによって、概念のネットワークの中から、入力文に含まれる単語に特に関連性の高い部分ネットワークを抽出することができる。本論文は、意味距離と活性伝搬を用いて、ビジネス・レターの文を例にとり、英語文の構造的多義性を解消する手法について述べる。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1988-09-12
著者
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