2進木構造並立処理システムCORAL 68Kプロセッサ要素の開発
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概要
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CORALは、2進木構造を持つ並列処理システムである。これは数百、数千のプロセッサを用いた高次並列処理を目標としたものである。現在15台のプロセッサ(MPU 8085)より構成されているCORALプロトタイプ '83が稼働中である。これは、並列処理プログラムの開発や、並列処理の効率評価を行なうのに使用する目的で開発された。しかし、MPUの演算処理能力が劣り通信速度が遅くメモリも少ないという問題がありこの目的には十分とは言えなかった。そこで、MPUに68000を、DMA転送方式でDMAC68450を採用し、メモリも増加させたCORAL 68K (63台結合)の開発を進めているが、今回、従来のブレッドボードを基に、新にプリント基板化したプロセッサ要素を開発したので報告する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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松尾 賢二
日本ibm(株)
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遠藤 俊雄
(株)東芝
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吉谷 文徳
(株)NTTデータ技術開発本部情報科学研究所
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吉谷 文徳
NTTデータ通信株式会社
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高橋 義造
徳島大学工学部 知能情報工学科
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高橋 義造
徳島大学工学部
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松尾 賢二
徳島大学
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遠藤 俊雄
徳島大学
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高橋 義造
徳島大学 工学部
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吉谷 文徳
Ntt
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