無閉塞通信経路を実現できる相互結合網Fat-Treeの評価とその実現方式
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概要
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Fat-Treeは、Treeの欠点である、ルート付近でのメッセージ通信の輻輳の発生を抑えることが出来るという特徴を持つ相互結合網である。また、Fat-Treeはノード間で無閉塞な通信を実現することができる。さらに、そのトポロジには閉じたパスがないので、メッセージ通信時にデッドロックが発生することがない。このような優れた特性を持つFat-Treeについて、本論文ではその特性を詳しく考察し、また、Fat-Tree網を構築するためのメッセージルータを、FPGA上に実装するための問題点について議論した結果を報告する。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1993-08-18
著者
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