Semantic Networkによる漢字構造知識ベースを用いた超並列手書き漢字認識方式の研究
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概要
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我々は,近い将来実現されるであろう超並列計算機を想定した応用プログラムの開発目標として,手書き漢字認識方式の研究を行っている。従来の漢字認識システムの辞書として,入力漢字パターンと同じ大きさの多値パターンを用いてることが多い。しかしこのようなシステムでは入力パターンの変形,雑音などに弱く,十分な認識結果を得られない。そこで漢字を画像パターンとして扱わずに,ある種の構造を持った構造パターンと考え,漢字構造を知識ベータに用いて認識を行うことにする。漢字構造の表現方法として意味ネットワーク(Semantic Network)〓いた。本稿では,初めに並列漢字認識方式について述べ,次に漢字構造を意味ネットワークで表現する方式について述べ,ついで意味ネットワークを実際に知識ベース化する方法を述べ,知識ベースを計算機上で利用した結果について述べる.最後に今後の課題を示す。
- 1992-09-28
著者
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