放送バスのある2進木構造並列処理マシンCoral8000
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概要
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Coralは2進木構造を持つマルチプロセッサシステムであり、数百、数千のプロセサを接続することにより、高次並列処理を行うことを目標とするものであ。徳島大学では15台のプロセサから成るCora1'83が稼動しており、Prolog、FFT、データベース等の並列処理プログラムを作成、実行を通してその評価を行ってきた。そして現在、68000とDMACから成るプロセサ要素を63台接続したCoral68Kを開発中である。しかしながらプロセサ間通信の方式と速度についての問題が全て解決されたわけではない。そこでそれらを改善するために、1.プロセサ要素を通信プロセサと処理プロセサで構成する.2.プロセサ間通信にFIFOバッファ(Z-F10×2)を用いる.3.放送バスを持つ.4.終了判定回路を持つ.の4つの方式を取り入れた新しい2進木マシンCoral8000を開発することにした。以下にCoral8000のアーキテクチャについて述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1986-10-01
著者
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