回路自動設計のためのアルゴリズム記述とフロー解析

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概要

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高級言語による仕様記述をもとに知識工学的手法を用いて回路の機能設計を支援するためのシステムを開発している。レジスタ・トランスファレベルの状態遷移記述から回路を合成する方法は、信号処理を対象とするユーザにとっては馴染みの薄いものである。こうしたユーザの立場からは、通常用いている高級言語によるアルゴリズム記述をもとに回路合成が行われることが望まれる。一方、機能設計において記憶要素や演算器、内部接続ユニットを割り付けるための入力としては3番地文の列が適している。しかし、高級言語によるアルゴリズム記述をそのまま3番地文に変換すると無駄が多いため、フロー解析を行い最適化を行う必要がある。本稿ではPASCAL風の仕様記述言語の特徴と、その記述から3番地文を生成する際のフロー解析と最適化の方法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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