アーキテクチャ設計支援システムにおける並列処理とパイプライン処理

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概要

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知識ベースに基づくアーキテクチャ設計支援システムの研究を続けている。回路の方式設計や機能設計を支援する上でまず問題となるのは、仕様の入力形式である。従来、設計者は自然言語により仕様記述を行い設計を進めていたと考えられる。しかし、CADシステムを開発するにあたりユーザ・インターフェイスとして自然言語を利用するのは有効であろうが、仕様の入力として自然言語を直接利用するのは曖昧性を多く含むため必ずしも適切ではないであろう。我々は、対象を汎用の回路ではなく特に信号処理に限定し、仕様の入力形式としてはアルゴリズムと入出力条件などの制約条件を選んだ。仕様記述とフロー解析については文献に譲り、本報告では並列処理やパイプライン処理の扱いを検討し、全体の処理概要とアーキテクチャを考慮した回路設計について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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