アクチノマイシンDのLactobacillus casei-J 1 ファージ系に対する影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Actinomycin D (AMD) exhibited a bacteriostatic action on L. casei S-1. Addition of AMD produced an inhibition of the synthesis of RNA, followed by an inhibition of proteinsynthesis. AMD failed to affect the infectivity of free phage J1 (up to 10 μg/ml), the adsorption of phage, or the injection of phage DNA (up to 1.0 μg/ml). AMD (ca. 0.06 μg/ml) completely inhibited the growth of phage J1. An analysis of the action of AMD on phage growth revealed that AMD probably had two effects. (1) If AMD was added prior to the infection, it inhibited the formation of the matured particle, phage DNA, phage protein having serum-blocking power, and phage endolysin. Pulse treatment with AMD and radiobiological analysis showed that AMD blocked an early stage of phage growth. These results suggest that AMD blocks mRNA synthesis by binding the injected phage DNA and prevents the expression of the genetic information of phage DNA. (2) If AMD was added after the eclipse period had elapsed, it produced an immediate, complete inhibition of infectious phage formation. AMD failed to inhibit the synthesis of phage DNA. These results suggest that AMD blocks maturation.
- 社団法人日本生物工学会の論文
著者
-
村田 晃
佐賀大学農学部応用生物科学科
-
村田 晃
佐賀大学農学部
-
村田 晃
佐賀大農 応用微生物
-
猿野 琳次郎
佐賀大学農学部
-
辻 正信
佐賀大学農学部醗酵生産学研究室
-
添田 榮一
佐賀大学農学部醗酵生産学研究室
-
猿野 琳次郎
佐賀大学農学部醗酵生産学教室
-
辻 正信
佐賀大学農学部醗酵生産学研究室:(現)台糖ファイザー(株)
関連論文
- 脂溶性ビタミンおよび関連物質のファージ不活化作用
- カルニチン生合成系へのビタミンCの関与(研究論文紹介)
- 2-IV-34 カルニチン合成系へのビタミンCの関与(一般研究発表,新世紀ビタミン学の展望と先進的展開を目指して,日本ビタミン学会第60回大会発表要旨)
- 含フッ素アスコルビン酸誘導体の殺菌作用
- アスコルビン酸の構造と殺菌活性の相関
- 含フッ素アスコルビン酸誘導体のファージ不活化作用
- エリソルビン酸-2価鉄錯体のファージに対する不活化作用 : 微生物
- ビタミンCあれこれ(随想のページ)
- 2本鎖RNAファージに対するアスコルビン酸の不活化作用
- Bacillus subtilis YS11におけるストレス蛋白質の誘導とファージ増殖に対する食塩の作用
- Lactobacillus caseiのファージとBacillus subtilisのファージに対する食塩の作用
- アスコルビン酸誘導体のファージ増殖に対する作用
- Brevibacterium protophormiaeの存在するプラスミドpBP1について(微生物-プラスミド, ベクター-)
- A-6Brevibacterium属の宿主-ベクター系の開発(一般講演)(支部講演会ならびにシンポジウム報告)
- アスコルビン酸カルシウムを配合した製剤を経口投与したときのビタミンCの血漿濃度と尿中排泄量
- 3. アスコルビン酸カルシウムを配合した製剤を経口投与したときのビタミンCの薬動学的解析
- 2-I-12 含フッ素アスコルビン酸誘導体の細菌に対する作用(第41回大会一般研究発表)
- アスコルビン酸のS系ファージに対する不活化作用
- D-アラボ-アスコルビン酸-2価鉄錯体の殺菌作用
- D-アラボ-アスコルビン酸-2価鉄錯体のファージ不活化作用
- カンキツ類および類縁植物の抗酸化活性
- 高齢入院患者のビタミンC栄養状態と総合ビタミン剤連続服用による改善 : 高齢者における総合ビタミン剤長期服用効果 : ビタミンC
- 3.総合ビタミン剤の4週間服用による高齢者のビタミンC栄養状態の改善 : ビタミンC研究委員会第83回会議研究発表要旨
- 1-I-25 総合ビタミン剤の4週間服用による高齢者のビタミンC栄養状態の改善 : 高齢者における総合ビタミン剤服用効果 : 第46回大会研究発表要旨
- 総合ビタミン剤を健康成人男子に長期服用させたときのビタミンCの血漿濃度及び尿中排泄の変動
- 2.ビタミンCを含有する製剤を健康成人男子に44週間経口投与したときのビタミンCの血漿濃度及び尿中排泄の変動 : ビタミンC研究委員会第71回会議研究発表要旨
- 徐放性ビタミンC製剤を健康成人男子に経口投与したときのビタミンCの血漿濃度及び尿中排泄
- 2-II-2ビタミンCを含量する製剤を健康成人男子に44週間経口投与したときのビタミンCの血漿濃度および尿中排泄の変動 : 第42回大会一般研究発表
- 2-II-1徐放性ビタミンC製剤を健康成人男子に経口投与したときのビタミンCの血漿濃度および尿中排泄 : 第42回大会一般研究発表
- 2.ビタミンCを含有する製剤を経口投与したときのビタミンCの血漿濃度及び尿中排泄 : ビタミンC研究委員会第70回会議研究発表要旨
- 健康成人男子に総合ビタミン剤を1週間経口投与したときのビタミンCの血漿濃度及び尿中排泄の変動
- クロラムフェニコールのLactobacillus casei-J1ファージ系に対する影響
- 飲酒の血漿ビタミンC濃度に及ぼす影響
- 末期がん患者に対するビタミンCの大量投与 : 日本ビタミン学会第31回大会研究発表要旨
- 3. α,α'-ジピリジル法による尿中ビタミンCの測定
- α,α'-ジピリジル法による尿中ビタミンCの測定
- Brevibacterium lactofermentum の生産する制限酵素 Bla I
- 2価鉄の殺菌作用と作用機構
- 1. バイオアッセイによる抗酸化活性の測定法
- バイオアッセイによる抗酸化活性の測定法
- 2-I-3 グラム単位のビタミンCを経口投与したときのビタミンCの薬物動態 : 第47回大会研究発表要旨
- A-5Micrococcus roseus Sの生産する新しいII型制限酵素Mro I(一般講演)(支部講演会ならびにシンポジウム報告)
- Monascus purpureus の核酸分解酵素(第2報) : 培養液による5'-ヌクレオチドの生産
- Monascus purpureus の核酸分解酵素(第1報) : 培養液に存在する2種類の核酸分解酵素の性質と両酵素の活性測定法
- 長期入院している高齢者のビタミンC栄養状態
- 4.長期入院している高齢男女のビタミンC栄養状態 : ビタミンC研究委員会第80回会議研究発表要旨
- 2-II-28 高齢者のビタミンC血漿濃度 : 第45回大会研究発表要旨
- アスコルビン酸誘導体の構造とファージ不活化活性
- ビタミンCの血漿濃度 : 時間プロフィールと薬動学的解析
- 3.1000mgおよび2000mgのビタミンCを経口投与したときのビタミンCの血漿濃度と尿中排泄量 : ビタミンC研究委員会 第85回会議研究発表要旨
- 1000mgおよび2000mgのビタミンCを経口投与したときのビタミンCの血漿濃度と尿中排泄量
- Bacillus thuringiensis ファージ J7W-1におけるクロラムフェニコール耐性遺伝子導入によるキメラファージの構築 : 微生物
- ノ-ベル化学賞への道--ライナス・ポ-リング(今世紀最大の化学者) (検証・ノ-ベル化学賞)
- T-ファ-ジと宿主Escherichia coli Bに対する食塩の作用
- S-ファ-ジと宿主Escherichia coli K12に対する食塩の作用
- 足りているのか
- 酸処理した韓国産米澱粉の分子構造的特性
- アクチノマイシンDのLactobacillus casei-J 1 ファージ系に対する影響
- ビタミンCに与えたポーリングのインパクト(随想のページ)
- シンポジウム「生命システムにおけるビタミンC」の企画にあたって(生命システムにおけるビタミンC)
- 5.成人病とビタミンC : 日本ビタミン学会第46回大会シンポジウム(成人病とビタミン)
- 5.成人病とビタミンC : 成人病とビタミン : 第46回大会研究発表要旨
- ビタミンCの新しい知識 : 九州・沖縄支部
- 農水産資源・天然資源を利用した高付加価値型食品に関する研究
- (1)ビタミンCの発見と新展開
- 今月の話題 世紀の科学者ライナス・ポーリング博士
- 細菌及び酵母に対するアスコルビン酸の殺菌作用
- アスコルビン酸のEscherichia coliに対する殺菌作用の機序
- Slファージ、Escherichia coli の新しいファージ
- 塩基性トリペプチド誘導体の殺菌作用
- 塩基性トリペプチド誘導体のファージ不活化作用
- ファージ不活化活性をもつ塩基性トリペプチド誘導体の合成
- 発酵魚粉のエビ(Penaeus japonicus), アユ(Plecoglossus altivelis)およびタイ(Pagrus major)の生育と生存率に対する効果
- 変異原N-Methyl-N'-nitro-N-nitrosoguanidineに対する抗変異原性物質の検索
- 低級脂肪酸モノグリセリドのLactobacillus casei-J1ファージ系に対する作用
- 塩基性トリペプチド誘導体のファ-ジ不活化作用
- オルトフェニルフェノールのLactobacillus caseiおよびJ1ファージに対する作用
- 香気生成能の高い清酒酵母の育種および酒造適性の評価
- 難分解性化学物質であるジメチルベンゼンスルフォン酸の微生物分解
- 2価鉄-アスコルビン酸錯体のT5ファージに対する不活化作用
- α,α´-ジピリジル法によるビタミンCの定量
- J1ファージ不活化に対するアスコルビン酸とビタミンK_5の相乗作用の機序
- アスコルビン酸によるJ1ファージ不活化に及ぼす水溶性ビタミン及び関連物質の影響
- オルトフェニルフェノールのEscherichia coli K-12 およびS系ファージに対する作用
- オルトフェニルフェノールのEscherichia coli-ファージ系およびBacillus subtilis-ファージ系に対する作用
- 新芽と荒茶のバイオアッセイ法による抗酸化活性の測定
- アスコルビン酸誘導体のファージ増殖に対する作用
- 塩基性トリペプチド誘導体の殺菌作用(続報)
- グルコン酸鉄(II)の殺菌作用およびファージ不活化作用
- ロイシンまたはグリシンを挿入した塩基性トリペプチド誘導体のファージ不活化作用
- 健康成人男子にビタミンC製剤を経口投与した後のビタミンCの血漿濃度および尿中排泄
- 日本人男子喫煙者の血漿及び尿のビタミンCレベルは低い
- Bacillus thuringiensis AF101株の殺虫性毒素遺伝子の解析 : 微生物
- 新規発酵微生物の創製における中間宿主系の検討
- 2価鉄-アスコルビン酸錯体の殺菌作用
- 2.健常成人男子にビタミンC製剤を経口投与後のビタミンCの血中吸収と尿中排泄(第67回会議研究発表要旨,ビタミンC研究委員会)
- 新規発酵微生物の創製における遺伝子導入系の検討
- バイオリアクター用醤油酵母の育種に関する研究
- 新規発酵微生物の創製に関する研究
- 焼酎廃液の有効利用について