小腸粘膜細胞のRNA代謝に対するビタミンD_3の作用(I)
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概要
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Vitamin D_3 effect on the uridine-5-^3H incorporation into RNA was studied with rat intestinal mucosa. Uridine-5-^3H (20μCi/50g) was administrated intraperitoneally to vitamin D-deficient rat. Radioactivity in serum and intestinal mucosa reached maximum values in 15 minutes, and then decreased. Uridine-5-^3H incorporation into the RNA of intestinal mucosa rised up within 15 minutes and kept its level at least for 3 hours. Rats received orally 2000 IU of vitamin D_3 1 hour before the isotope injection and uridine-5-^3H was administrated intraperitoneally 2 hours before the sacrifice (50μCi/50g bodyweight). Vitamin D_3 did not affect the total content of RNA in mucosa cell. RNA ratio in subcellular fraction, microsomes : nuclei ; supernatants ; mitochondria, was about 4 : 3 : 2 : 1,and this ratio was not different from that with vitamin D_3 administration. The labeled uridine incorporation into the total RNA containing in an intestinal mucosa was also not influenced with vitamin D_3. However, the incorporation into the RNA of nuclei and supernatants was increased and that of microsomes was decreased with the administration of vitamin D_3. From the results, vitamin D_3 would stimulate the turnover of mRNA and sRNA, and also control the permeability of nuclear membranes to RNA.
- 日本ビタミン学会の論文
- 1970-09-25
著者
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