プラタナス冬芽におけるジベレリンによる休眠誘導
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プラタナス冬芽の休眠は, ジベレリンによって打破されることはなく, 休眠が導入される過程, または, 打破される過程では, 休眠が深まる。また, (2-chloroethyl)-trimethyl-ammonium chloride(CCC)で休眠が促進される。また, chloramphenicolでは休眠打破は抑制されないが, cycloheximideでは休眠打破は抑制される。プラタナス休眠の誘導・維持に, ジベレリンが一つの要因として働いていることが考えられる。また, これらの結果から休眠の考え方も論じた。
- 日本森林学会の論文
- 1979-06-25
著者
関連論文
- 開芽からの恒温条件がサザンカの開花、土用芽の発生に及ぼす影響
- 夏季の温度および日長がサザンカの開花に及ぼす影響
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(IV) : 休眠導入期の冬芽の低温感応性
- 3.生物季節現象を考える(第1回林木の生長機構研究会シンポジウム)
- 樹木の休眠に関する研究(I) : ポプラ冬芽の休眠の深さ(1)
- 1.休眠とは何か(第17回林木生理シンポジウム)(林木の休眠問題)
- プラタナス冬芽におけるジベレリンによる休眠誘導
- ウダイカンパの種子休眠制御におけるファイトクロームと低温処理の相互関係
- シラカンバ種子の発芽におよぼす遠赤色光と青色光の影響
- 第13回林木生理シンポジウム : 林木生理研究の方向
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(VI) : 形成期の冬芽の光周性
- 材木の芽の休眠
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(V) : アカマツの光感応部位
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(III) : 1年生アカマツ冬芽の光周性
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(II) : 当年生アカマツの休眠打破におよぼす温度と日長の影響
- アカマツ休眠芽の光周性に関する研究(I) : 当年生および1年生アカマツの生長におよぼす日長の影響
- 306 林木の光周性(IX) : ウダイカンバ種子の発芽における変温と低温湿層処理の効果(S)(第78回日本林学会大会)
- 2.林木の休眠と光週性(第9回林木生理シンポジウム)
- ポプラの冬芽形成に及ぼす明期温度の影響
- アカマツの土用芽の発生と翌春の雄花と雌花の開花の関係
- 春季の加温処理によるアカマツの土用芽の誘導
- シバザクラの開花に及ぼす低温処理の影響
- サザンカにおける土用芽の発生と花芽の形成および開花の関係
- リュウキュウマツの側枝形成に及ぼす日長の影響
- アカマツにおける土用芽の誘導
- リュウキュウマツにおける枝無し連続成長の誘導
- シラカンバの冬芽形成に及ぼす暗期温度の影響
- 樹木の休眠に関する研究 (V) : ポプラの冬芽形成におよぼす温度の影響
- 樹木の休眠に関する研究 (IV) : タブノキの生態型と休眠の相関関係
- 12時間日長でのリュウキュウマツの枝無し連続生長の誘導
- アカマツにおける枝無し連続生長の誘導