山岳地林道における表面排水施設の集水面積に関する研究
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概要
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この報告では山腹沿いの林道路線が横切る谷の流域面積の分布・谷間隔・道沿い流域の集水幅などに関する法則性を, 5,000分の1の地形図上の測定結果に基づいて検討した。ここでは谷として暗きょ・開きょ・橋りょう等の設置を必要とするものを, また道沿い流域として側溝・路面排水用の横断溝等の集水区域を想定している。まず谷流域面積の度数分布図Fig.2に基づいて, (1)式で表わされる分布法則を見出し, 次いでこの法則を根拠として, 平均谷間隔d_jを与える式(3)_1,また道沿い流域の平均集水幅B_jを与える式(4)_2等を誘導した。これらの理論式は, 特に平均集水幅に関して, かなり良好な結果を与える(Table.1参照)。
- 一般社団法人日本森林学会の論文
- 1973-08-25
著者
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