最適実行多重度に基づくSMTプロセッサのジョブスケジューリング方式
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概要
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近年、次世代マイクロアーキテクチャとして、SMTプロセッサが注目を浴びている。SMTでは、ICPU上で複数スレッドを同時実行することでスレッドレベル並列性の有効活用を図るが、その一方、過剰なスレッド同時実行を行うと、スレッド間で資源競合を起こして性能が低下する問題が知られている。本論文では、最適なスレッド実行多重度を動的に測定して制御することで、過剰なスレッド同時実行による性能低下を避ける手法について述べる。SPEC2000を用いて性能評価を行った結果、従来のSMTでは資源競合によって70〜80%の性能低下が発生する場合でも、本手法を用いることで、性能低下を35〜45%に抑えることができた。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-11-27
著者
-
安里 彰
富士通株式会社
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安里 彰
株式会社富士通研究所ペタスケールコンピューティング推進室
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安里 彰
(株)富士通研究所
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安里 彰
新情報富士通研
-
大河原 英喜
(株)富士通研究所
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大河原 英喜
富士通研究所
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大河原 英喜
東京大学先端科学技術研究センター:(現)株式会社富士通研究所
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