スーパスカラプロセサにおけるリカバリー方式
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概要
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非順序実行を行うスーパスカラプロセサは,正確な割り込みを実現するためのリカバリー機構を備えていることが必要であり,その一手法として従来よりリオーダバッファやフューチャファイルを用いた方式が提案されている.しかし性能向上のための有力な手段であるレジスタリネーミングを採用したプロセサで従来通りのリカバリー機構を実装すると,ハードウェア量が非常に大きくなる問題がある.我々は本論文で,レジスタリネーミングを行うプロセサにおいても少ないハードウェアコストで実現できるリカバリー方式を提案し,従来方式とのハードウェア量の比較を試みる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-08-19
著者
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- J.D.ウルマン 著, 都倉信樹, 萩原兼一, 和田幸一, 平山正治, 瀬尾和男 共訳, "VLSI計算の諸側面VLSI設計のための理論とアルゴリズム", 近代科学社, B5 判, 458p.,\8,800, 1990