コンパイラによるソフトウェア・バイパス制御方式とその評価
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概要
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ソフトウェア・バイパス制御方式はハードウェアを簡素化するために命令のソースオペランドの値をレジスタあるいは複数のバイパス出力のいずれから読むかをソフトウェアで指定するというプロセッサアーキテクチャである.ソフトウェア・バイパス制御方式を採用したアーキテクチャでは, レジスタ割り当て時に特有の最適化が可能になるけれども, 命令スケジューリング時に制御フローグラフの合流点でのバイパスのタイミング調整を行わなければならない.本論文では, コンパイラによるソフトウェア・バイパス制御方式とその評価について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1998-08-05
著者
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