複製型二本鎖RNAによる数種キュウリモザイクウイルス分離株の比較
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概要
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キュウリモザイクウイルス(CMV)の分離株間における核酸ゲノムの差異を知るために, CMV惑染葉から複製型二本鎖RNAをCF-11セルロ-スにより抽出し, 銀染色を用いたポリアクリルアミドゲル電気泳動による比較を行った。抽出に用いる植物の種類によって複製型二本鎖RNAの電気泳動パターンは変化しなかった。用いたCMVの6分離株からは, 電気泳動度の異なる3種のRNA1, 4種のRNA2, 2種のRNA3が検出された。RNA3の泳動度の差は血清型の差に一致していた。複製型二本鎖RNAの電気泳動によりCMVの系統判別が迅速容易に行えると考えられた。
- 日本植物病理学会の論文
- 1988-10-25
著者
-
夏秋 知英
宇都宮大学農学部
-
奥田 誠一
宇都宮大学農学部
-
王 蔚芹
宇都宮大農
-
寺中 理明
宇都宮大学農学部
-
寺中 理明
宇都宮大農
-
王 蔚芹
明宇都宮大学農学部
-
夏秋 知英
宇都宮大学バイサイエンス教育研究センター
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