シロウリガイに共産する現世および化石底生有孔虫群集 (II) : 後期新生代冷湧水に伴う底生有孔虫
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概要
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This report discusses the relationship between the benthic foraminiferal assemblages and the chemical paleoenvironments with the cold seepage during the Late Cenozoic time. Benthic foraminiferal assemblages co-occurred with the peculiar molluscan assemblages, which were related with the Late Cenozoic cold seepage and were distributed in Miura Peninsula and the Kakegawa area, are examined by means of Q-mode factor analysis. The results of this analysis reveal the following chemical factors and the relationship between benthic foraminifers and molluscan taxa : (1) chemical factors, which influences the distribution of benthic foraminifers, are the hydrogen sulfide contents, methane contents, dissolved oxygen and alkalinity of the interstitial and bottom waters, (2) Bulimina aculeata, Bulimina striata, Hyalinea balthica, and Nonionellina labradorica co-occur with the Calyptogena assemblage, (3) Rectoboliviana columellaris and Uvigerina proboscidea are found together with the Lucinoma assemblage, and (4) Nodosaria longiscata, Rectoboliviana cf. asanoi and Stilostomella lepidula are dominated in the samples yielding the Acharax assemblage.
- 日本古生物学会の論文
- 1996-12-15
著者
-
秋元 和實
熊本大学沿岸域環境科学教育研究センター
-
秋元 和実
熊本大 沿岸域環境科学教育研究セ
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秋元 和實
名古屋自由学院短大
-
山田 和枝
名古屋自由学院短期大学
-
佐賀 寿美恵
名古屋自由学院短期大学
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