血中テオフィリン動態の解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
Pharmacokinetics of theophylline was studied on 22 asthmatic patients. Aminophylline was administered in dose of 3.6-6.6 mg/kg by a single intravenous injection and by a constantrate intravenous infusion for 2 hours. Plasma theophylline concentrations were determined by high-pressure liquid chromatography. In case of single intravenous injection, plasma concentration reached the highest level of 12.7±3.31μg/ml immediately after the injection and, in case of a continuous intravenous infusion, plasma concentration reached the highest level of 9.1±1.60μg/ml at the end of the infusion. The serial plasma concentration data were analyzed by assuming the 1-and2-compartment model. In case of a single intravenous injection, the mean plasma theophylline clearance was 0.0517±0.01861 1/kg/hr with k_<10> 0.047±0.076 hr<-1>, α 6.689±4.313 hr<-1>, β 0.104±O.036 hr<-1>, and V O.389±0.128 1/kg ; in case of a continuous intravenous infusion, they were K_0/VK (1-e-<KT>) 8.91±1.46μg/ml, K O.120±O.0624 hr<-1>, V O.437±O.062 1/kg. These data should be useful in determining precise dosage requirements for theophlline therapy of asthma.
- 日本医療薬学会の論文
- 1979-05-20
著者
-
長谷川 高明
名古屋大学医学部 保健学科
-
長谷川 高明
名古屋大学医学部付属病院薬剤部
-
中埜 末春
名古屋大学医学部付属病院薬剤部
-
粟屋 雅就
名古屋大学医学部第2内科教室
-
須原 清治
名古屋大学医学部付属病院薬剤部
-
須原 清治
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
-
長谷川 高明
名古屋大学 医学部保健学科
-
中埜 末春
名古屋大学医学部附属病院薬剤部
関連論文
- 心エコー図を用いたエンドトキシンショック時の心血管系動態評価
- メタンフェタミン神経毒性モデルラット作製時のメタンフェタミンの生体内挙動に関する検討
- 136 ラット腹腔肥満細胞からのヒスタミン遊離に及ぼすAdrenomedullinおよびCGRPの効果
- メタンフェタミンによって惹起される逆耐性現象に及ぼすメタンフェタミン体内動態の変化 : 薬物輸送担体の関与を中心として
- 逆耐性動物モデルにおけるメタンフェタミンの生体内挙動変化
- テオフィリン持続性製剤の製剤試験および血中濃度
- 血中テオフィリン動態の解析
- Homogeneous Enzyme Immunoassay法と高速液体クロマトグラフ法との対比
- 高速液体クロマトグラフ法による血漿中テオフィリンの測定
- N-Nitrosopyrrolidine, N-Nitroso-2-pyrrolidoneおよびN-Nitroso-5-methyl-2-pyrrolidoneの発癌性に関する研究
- デキストラン硫酸ナトリウム錠剤の製剤学的比較研究
- 異項環酸と異項環塩基を縮合した酸アミド型化合物の合成とその制癌作用の検討
- ラットにおけるmethotrexate誘発消化管障害のcephalexin吸収動態に及ぼす影響
- テオフィリンに対する薬物相互作用 : キノロン系抗菌剤
- 30-C-04 医療過誤に及ぼす要因解析に関する研究 : 1.医薬品ピッキング作業について(調剤・処方管理、オーダリング(注射剤含む),医療薬学の扉は開かれた)
- A-26 結腸全摘回腸肛門吻合患者の術後期における難治性下痢に対する食物線維の有用性
- 油脂性基剤を用いたインターフェロン-α軟膏および坐剤の調製およびその安定性
- Interferon-α 含有腟坐剤の安定性
- インターフェロンα含有膣坐剤の試製
- A-6 老年科における経皮内視鏡的胃瘻増設術 (PEG) 施行患者に対する経腸栄養管理
- ビタミンB_2脂肪酸エステルに関する研究 : (VIII)リボフラビン脂肪酸エステルを投与したシロネズミの肝臓および腎臓内D-アミノ酸酸化酵素活性
- 抗生物質およびキノロン系抗菌剤の薬物相互作用 (第14回日本臨床微生物学会総会プログラム・抄録集--2003年1月31日(金)・2月1日(土)・2月2日(日)名古屋国際会議場) -- (抗生剤の臨床薬理学)
- 血漿中フェノバルビタール濃度に及ぼすゾニサミドの影響
- 22C-18 造血器悪性疾患患者におけるファンギゾンシロップのコンプライアンス向上の工夫
- 血漿中ゾニサミド濃度に及ぼす併用薬の影響
- 強制水泳時の無動状態に対するPhencyclidineによる影響
- 142 喘息患者にたいする有効な定量噴霧式吸入器の吸入指導について
- 17 キサンチン誘導体の気管平滑筋弛緩におけるcyclic nucleotide PDE isozymesの役割
- 16 アルキルキサンチン誘導体の構造と活性
- 外来処方オーダリング実施による残置薬件数への影響
- A-21 気管支喘息患者における定量噴霧式吸入器 (MDI) の使用上の問題点に対する患者指導の有用性
- 国立大学病院における麻薬業務の現状と今後の課題 : 第25回全国国立大学病院薬剤部実務担当官会議より
- 名大病院における残置薬の調査と対策
- 薬物の蛋白結合測定への新しい微量限外ろ過器の評価
- 新しい徐放性テオフィリン錠のBioavailability
- 気管支喘息患者の徐放性テオフィリン錠連続経口投与後のテオフィリン体内動態及び呼吸Impedanceに関する研究
- 気管支喘息患者の徐放性テオフィリン錠連続経口投与後のテオフィリン体内動態に関する研究
- 喘息患児のアミノフィリン錠連続経口投与後のテオフィリン体内動態
- テオフィリンの体液中濃度測定におけるHomogeneous Enzyme Immunoassayを応用したSyva System (AC-5000)の評価
- 9-Theophylline-BSA抗血清を用いたSubstrate-Labeled Fluorescent Immunoassayの臨床への適用
- SLFIA法およびEMIT法により測定した血中テオフィリン濃度の比較 : 小児科領域への応用
- アミノフィリン錠とその徐放性錠との血中動態の比較
- アミノフィリン坐剤の直腸吸収
- パントシン注10%の配合変化試験
- 1.アミノフイリン適正投与量 : とくに ICG 検査値との関連について(喘息-治療1)
- 運動負荷時における気道と血漿のcyclic GMP, cyclic AMPおよび血漿Norepinephrineに及ぼす吸入感作の影響に関する実験的研究
- 血漿中カルバマゼピン波度測定におけるSLFIA法の評価 : EMIT法およびHPLC法との比較
- 血漿中抗てんかん薬の測定におけるSLFIA法の臨床への適用 : HPLC法との比較
- 調剤による手指への微生物汚染
- 注射薬管理におけるカードセレクターの利用について
- 哺乳類動物組織におけるD-アミノ酸酸化酵素の分布
- 異型上皮腫をもつたシロネズミの肝臓および腎臓のD-アミノ酸酸化酵素
- 内用液剤の安定性におよぼす水質の影響
- グルタミン酸脱水素酵素の活性におよぼすトリエタノールアミンなどの影響
- 粗粒子添加による炭酸水素ナトリウムの粉体物性と混合性
- 各種機器稼動による調剤室内空中細菌への影響
- 調剤機器の騒音による調剤室職員への影響
- 粒子径等により物性を変えた医薬品に対する軽質無水ケイ酸の添加効果
- バレイショデンプンの諸物性におよぼす軽質無水ケイ酸の疎水化物並びに含有水分の影響
- 除塵機導入による調剤室内塵埃数の変化
- 硫酸ジベカシンの軟膏製剤化における安定性
- Progesterone substitution therapy by vagina suppository after fusion embryo transfer in the ovarian hormone supplementary period.
- Trial manufacturing of the interferon .ALPHA. containing viginal suppository.