ネパール産アマランサス類の種皮の色, モチ・ウルチ性および種子重における系統間変異
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概要
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ネパール西部の標高930〜2, 100mで収集されたアマランサス類(Amaranthus spp.)27系統の種皮の色, モチ・ウルチ性及び100粒重を調査した.ヒモゲイトウ(A. caudatus)の種皮は中央が黄白色, 辺縁が淡赤色であった.スギモリゲイトウ(A. cruentus)では黒褐色を示し, センニンコク(A. hypochondriacus)では黄白色, 褐色及び黒褐色を示した.ヒモゲイトウ及びスギモリゲイトウの種子はウルチ性であったが, センニンコクの種子はモチ性であった.ヒモゲイトウは他の2種と比較してより標高の高い地域(1, 770〜2, 100m)に分布していた.各系統の100粒重は42.8〜80.4mgで, 収集地の標高と正の相関(r=0.431, P<0.05)を示した.
- 日本作物学会の論文
- 1991-03-30
著者
-
冨永 達
信州大学農学部
-
冨永 達
信州大学農学部:(現)京都府立大学農学部附属農場
-
原 曄男
信州大学農学部
-
南 峰夫
信州大学農学部
-
根本 和洋
信州大学農学部
-
氏原 暉男
信州大学農学部
-
Minami Mineo
Faculty Of Agriculture Shinshu University
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