除草剤セトキシジムおよび代謝物の作物残留分析
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概要
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作物中に残留しているセトキシジム(STM)およびその代謝物の分析法を検討した.STMは数多くの代謝物に分解するため, これらの代謝物をM2-SO_2, M1-SO_2および6-OH-M2-SO_2の三つの化合物に誘導化してHPLC(紫外線検出器)で定量する方法を作成した.GC法(FPD)についても検討したが, HPLC法が優れていた.この方法を用いて, 圃場で収穫した18種類の作物について残留分析を行なった結果, 残留物の多くはM2-SO_2に誘導される化合物であり, これらはM-SO, M-SO_2と推定された.ダイズ等, 数種類の作物中に6-OH-M2-SO_2に誘導化される水酸化体(主として5-OH-M-SO_2)の存在が認められたが, いずれの作物中でもM1-SO_2に誘導される代謝物は, まったく検出されなかったか, 検出されてもきわめてわずかな量で分析の必要性は認められなかった.
- 日本農薬学会の論文
- 1987-11-20
著者
-
時枝 正則
株式会社日曹分析センター
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五明 健
株式会社日曹分析センター小田原事業所
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川上 肇
日本曹達株式会社安全性研究所
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五明 健
日本曹達株式会社安全性研究所
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小野 成男
日本曹達株式会社安全性研究所
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時枝 正則
日本曹達株式会社安全性研究所
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杉岡 克己
日本曹達株式会社安全性研究所
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小林 茂
日本曹達株式会社安全性研究所
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小林 茂
日曹分析C
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時枝 正則
日曹分析C
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小野 成男
Environmental Toxicology Laboratory Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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杉岡 克己
Analysis Of Chemicals & Pesticide Residue Nisso Chemical Analysis Service Co. Ltd.
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