ガスクロマトグラフィーによる土壌中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の分析法
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概要
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新規殺虫剤アセタミプリド(E)-N^1-[(6-chloro-3-pyridyl)methyl]-N^2-cyano-N^1-methylacetamidine(ATP)の土壌残留分析法(親法)およびATPとその土壌代謝物である(E)-N^2-car-bamoyl-N^1-[(6-chloro-3-pyridyl)methyl]-N^1-methylacetamidine(IM-1-2), N-methyl(6-chloro-3-pyridyl)methylamine(IM-1-4)および6-chloronicotinic acid(IC-0)の土壌残留分析法(総量分析法)を検討した.その結果, 親法では土壌中のATPをメタノール・塩化アンモニウムで抽出後カラムクロマトグラフィー精製して, ガスクロマトグラフィー(GC)により定量する方法を確立した.他方, 総量分析法では土壌中のATP及び代謝物をメタノール・塩化アンモニウム及びメタノール・水酸化ナトリウム混合液で抽出後, アルカリ加水分解及び過マンガン酸カリウム酸化, 更にジアゾメタンによりmethyl 6-chloronicotinate (IC-0-Me)に誘導化してGCにより定量する方法を確立した.両分析法の検出限界は共に0.01 ppm, 添加回収率(1.2及び0.12ppm)は親法で平均100%, 総量分析法で82%であった.
- 日本農薬学会の論文
- 1999-05-20
著者
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時枝 正則
株式会社日曹分析センター
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小澤 道弘
株式会社日曹分析センター
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五明 健
株式会社日曹分析センター小田原事業所
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時枝 正則
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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小澤 道弘
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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五明 健
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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時枝 正則
日曹分析C
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