殺ダニ剤ヘキシチアゾクスの作物残留分析
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概要
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HTZ分析法と代謝物をも対象とした全分析法を検討し, それぞれ十分実用性のあるHPLC法を作成することができた.HTZ法はメタノール抽出液を液液分配, カラムクロマトグラフィーで精製後, HPLCで定量した.全分析法はHTZ法と同様にメタノール抽出液を液液分配後, HTZおよび代謝物を加水分解してPT-1-3に変換し, カラムクロマトグラフィー等で精製後, HPLCで定量する方法を作成した.両分析法ともに試料秤取量が50gの時, 検出限界は0.01ppm, 回収率80%以上, 変動係数2∿3%であった.HPLCを用いてHTZ法および全分析法で9作物(12作物部位)の分析を行なった結果, 残留値にほとんど差は認められなかった.このことからHTZを処理した作物に残留している化合物は大部分HTZであることがわかったので, 作物残留実態を調べるには迅速, 簡便なHTZ分析法が最適であると考えられた.
- 日本農薬学会の論文
- 1987-11-20
著者
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時枝 正則
株式会社日曹分析センター
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五明 健
株式会社日曹分析センター小田原事業所
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五明 健
日本曹達株式会社安全性研究所
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小野 成男
日本曹達株式会社安全性研究所
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時枝 正則
日本曹達株式会社安全性研究所
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小林 茂
日本曹達株式会社安全性研究所
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立花 輝雄
日本曹達株式会社安全性研究所
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小林 茂
日曹分析C
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時枝 正則
日曹分析C
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小野 成男
Environmental Toxicology Laboratory Odawara Research Center Nippon Soda Co. Ltd.
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