高速液体クロマトグラフィーによる土壌中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の個別分析法
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
新規殺虫剤アセタミプリド(E)-N^1-[(6-chloro-3-pyridyl)-methyl]-N^2-cyano-N^1-methylacetamidineおよびその土壌代謝物である(E)-N^2-carbamoyl-N^1-[(6-chloro-3-pyridyl)-methyl]-N^1-methylacetamidine (IM-1-2), N-methyl (6-chloro-3-pyridyl) methylamine (IM-1-4)および6-chloronicotinic acid (IC-0)の土壌残留分析法を検討した.その結果, 土壌中のアセタミプリドおよび代謝物をメタノール・塩化アンモニウムまたはメタノール・水酸化ナトリウム混合液で抽出後, 液々分配, 続いてカラムクロマトグラフィー精製後, 高速液体クロマトグラフィーにより定量する方法を確立した.分析対象の4化合物の検出限界は共に0.01 ppmであった.添加回収率(0.1 ppm)は70∿95%であった.
- 日本農薬学会の論文
- 1998-08-20
著者
-
時枝 正則
株式会社日曹分析センター
-
小澤 道弘
株式会社日曹分析センター
-
五明 健
株式会社日曹分析センター小田原事業所
-
時枝 正則
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
-
小澤 道弘
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
-
五明 健
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
-
田中 哲也
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
-
田中 哲也
Analysis Of Chemicals & Pesticide Residue Dept. Nisso Chemical Analysis Service Co. Ltd.
-
時枝 正則
日曹分析C
関連論文
- 殺虫剤アセタミプリドの土壌中における挙動
- 殺虫剤アセタミプリドの作物及び土壌における残留実態
- Topic 7 Residues in Food and the Environment
- ガスクロマトグラフィーによる土壌中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の分析法
- 高速液体クロマトグラフィーによる土壌中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の個別分析法
- ガスクロマトグラフィーによる作物中の殺虫剤アセタミプリドの残留分析法
- ガスクロマトグラフィーによる作物中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の総量分析法
- 除草剤セトキシジムの残留分析
- 除草剤セトキシジムおよび代謝物の作物残留分析
- 殺ダニ剤ヘキシチアゾクスの作物残留分析
- E17 新規殺ダニ剤hexythiazoxの濃度消長と残効性、耐雨性、防除効果について(毒物学・殺虫剤)
- G219 ネオニコチノイド系粒剤がミカンハモグリガの被害抑制に及ぼす影響並びにカンキツ苗木中及び土壌中のアセタミプリド経時的残留挙動(一般講演)
- 除草剤アロキシジムの土壌における分解
- 除草剤アロキシジムおよび分解物の残留分析法