ガスクロマトグラフィーによる作物中の殺虫剤アセタミプリドおよび代謝物の総量分析法
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概要
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新規殺虫剤アセタミプリド(E)-N^1-[(6-chloro-3-pyridyl)-methyl]-N^2-cyano-N^1-methylacetamidineおよびその植物代謝物である脱メチル体(IM-2-1), 6-chloro-3-pyridylmeth-anol(IM-0), 6-chloronicotinic acid(IC-0)およびIM-0のグルコース抱合体の作物残留分析法を検討した.その結果, 作物中のアセタミプリドおよび代謝物をメタノールで抽出した後アルカリ加水分解および過マンガン酸カリウムによる酸化を行なうことによりIC-0に変換し, さらにジアゾメタンによってメチル化した誘導体IC-0-Meに変換してカラムクロマトグラフィーにより精製した後ECD-GCにより定量する方法を確立した.検出限界は0.01 ppmであり, 添加回収率(0.2 ppm)は74∿92%であった.
- 日本農薬学会の論文
- 1997-05-20
著者
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時枝 正則
株式会社日曹分析センター
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小澤 道弘
株式会社日曹分析センター
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五明 健
株式会社日曹分析センター小田原事業所
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時枝 正則
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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小澤 道弘
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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五明 健
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue Dept., Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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小林 茂
Analysis of Chemicals & Pesticide Residue, Nisso Chemical Analysis Service Co., Ltd.
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小林 茂
日曹分析C
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時枝 正則
日曹分析C
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