水素化物生成-高出力窒素マイクロ波誘導プラズマ発光分光分析による鉄鋼中のヒ素およびセレンの高感度定量(湿式化学分析)(<特集>最先端の化学分析と物理解析)
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概要
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An annular-shaped high power nitrogen microwave induced plasma (N_2-MIP) produced at atmospheric pressure by an Okamoto cavity in a surface wave mode has been used as a new and efficient excitation source for atomic emission spectrometry (AES). The results show that this kind of MIP source is more stable than conventional low power MIPs and remarkably tolerant to direct and continuous introduction of wet aerosols and molecular gases such as hydrogen, oxygen, air and gaseous hydrides because of its high input microwave power. Under the optimized experimental conditions, the best attainable detection limits at As(I) 228.812 and Se(I) 196.026 nm by use of N_2-MIP-AES coupled with hydride generation technique were 2.99 ng As/ml and 0.86 ng Se/ml with a linear dynamic ranges of 5 to 10, 000 ng As/ml and 1 to 5, 000 ng Se/ml. The presence of several diverse elements has been found to cause more or less a depressing interference with the determination of arsenic and selenium by the present technique. Of the several pre-reductants potassium iodide has been found to be the most preferable to reduce As(V) to As(III) prior to hydride generation for the determination of total arsenic, i.e., As(III)+As(V). To the contrary, the heating of sample solutions, previously acidified in 5 M with hydrochloric acid, at 80℃ for 20 min was the best way to pre-reduce Se(VI) to Se(IV) before hydride generation for the determination of total selenium, i.e., Se(IV)+Se(VI). The proposed method was applied to the determination of low concentrations of arsenic and selenium in carbon steels and stainless steels, respectively. The results obtained by this method were in good agreement with the certified values.
- 社団法人日本鉄鋼協会の論文
- 1999-02-01
著者
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