顎骨の生物工学的研究 : 力学モデルの構成と応力解析(<特集>歯のバイオメカニズム)
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概要
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This paper describes the rationality of human mandibular structure from the view point of mechanical engineering. At first, the authors showed the appropriate modeling of mandible for stress analysis considering the moment balance of the masticatory forces and the reaction forces at teeth during biting. And next an approximate three-dimensional finite element model was proposed for estimating whole stress distribution of the mandible. The computational results showed that the bending and twisting moments produced by bilateral biting act on the mentum (front portion of the mandible). It means the necessity of the portion to support these moments. The more exact model was also proposed to estimate the precise stress distribution during bilateral or unilateral biting. The results showed that the incisura mandibulae (notch near the temporal bone) is important form because it decreases the stress concentration around the condyle (near the rotary part). The authors also examined the shell structure of the mentum. The stress analysis showed that human mandible is well designed from the view point of structural engineering.
- バイオメカニズム学会の論文
- 1988-11-01
著者
-
伊能 教夫
東京工業大学大学院理工学研究科
-
梅谷 陽二
(有)知能システム研究所
-
藤原 宏
(株)リコー
-
藤原 宏
東京工業大学工学部機械物理工学科
-
梅谷 陽二
東京工業大学工学部機械物理工学科
-
梅谷 陽二
東京工業大学
-
伊能 教夫
東京工業大学 機械制御システム専攻
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