健康行動の実践状況と健康状態との関連

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概要

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ライフスタイルと健康状態との間に密接な関係があることはすでに一般的になっている。しかし, 日本人を対象とした研究はこれまであまり報告されていない。日本人のライフスタイルと健康状態との関連を明らかにするため, インディビデュアル・ヘルス・プロモーション・システム研究プロジェクトの一貫により, サンプリング調査が実施された。そして, 健康状態の自己評価の結果をもとに健康群と不健康群とに分類し, 健康状態と健康行動との関連を探った。その結果, 睡眠時間, 朝食, 喫煙, および運動の4つの健康行動では先行研究と一貫した傾向を示したが, 間食と飲酒については異なる傾向が示された。多重ロジスティック回帰分析によりOdds比を計算した結果, 運動の実践状況については, 「毎日運動する」と回答した者を基準とした場合に, 「運動をしない」と回答した者のOdds比は2.53 (95%信頼区間は1.53-4.19)と有意に高く, 健康状態との強い関連が示された。
茨城県立医療大学の論文

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