Aphanomyces piscicida 人為感染アユおよびコイの病理組織学的比較
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概要
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アユとコイに真菌性肉芽腫症原因菌 Aphanomyces piscicida を人為感染させ, 病理組織学的に比較した. アユは典型的な真菌性肉芽腫症の病徴を示した. 一方, コイは肉眼的に顕著な病徴を示さなかったが, 病理組織学的に躯幹筋に限局性の真菌性病変が形成された. この所見はコイが接種された供試菌に対してアユよりも強い生体防御反応を示した結果, 病変部の菌の活性が低く抑えられていたことを示唆すると考えられた.
- 日本魚病学会の論文
- 1996-06-15
著者
-
畑井 喜司雄
Division of Fish Disease, Nippon Veterinary and Life Science University
-
和田 新平
Division of Fish Disease, Nippon Veterinary and Life Science University
-
和田 新平
Division Of Fish Disease Nippon Veterinary And Life Science University
-
畑井 喜司雄
Division Of Fish Disease Nippon Veterinary And Life Science University
-
近藤 哲也
Division Of Fish Diseases Nippon Veterinary And Animal Science University
-
羅 盛安
Division Of Fish Diseases Nippon Veterinary And Animal Science University
-
石井 日出郎
Tochigi Prefectural Fisheries Station
-
須田 宏樹
Division of Fish Diseases, Nippon Veterinary and Animal Science University
-
須田 宏樹
Division Of Fish Diseases Nippon Veterinary And Animal Science University
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