アユ冷水病予防対策試験
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概要
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自然発病を起こした飼育魚にイスランソーダを投薬した後、飼育魚をランダムに別水槽に移しマリンサワーの相乗効果を検討するため薬浴を実施した。マリンサワー市販のものを100ppm区、150ppm区、200ppm区及び対照区(無添加区)を設定し供試魚は5月下旬より感染が認められた魚でイスランソーダを投薬し、へい死量が減少した時を見計らって供試した。へい死魚から冷水病原因菌の検出がなされていないことから冷水病菌に対する消毒効果の判定にまでには至らなかった。投薬をせずに自然発病を起こした飼育魚を用いてマリンサワーの消毒効果による被害の軽減及び安全性を兼ねて試験を実施した。へい死状況が対照区とは同様なへい死状況を認め、マリンサワーの効果はないものと考えられた。また、安全性については100ppm以上の使用は安全性が無いものと考えられた。
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