在来水産資源生態調査研究
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概要
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ニッコウイワナの系統保存を図るため,遺伝的に純系の個体群が生息すると推定された鬼怒州水系の2本の河川(蜂ケ沢,野尻沢)から親魚を採集し,それをもとに人工繁殖試験を行った。蜂ケ沢の系統は,計10尾の雌から2,614粒を採卵し,7尾の雄を使用して受精した。発眼卵の数は1,019粒であった(発眼率39。0%)。ふ化数は1,008尾であった(ふ化率は受精からでは38。6%,発眼からでは98。9%)。餌付け開始時の稚魚数は1,001尾であった(生残率は発眼からでは98。2%,ふ化からでは99。3%)。平成7年3月末の飼育数は851尾であった(生残率は餌付け以降で85。0%)。野尻沢の系統は,計11尾の雌から2,016粒を採卵し,8尾の雄を使用して受精した。発眼卵の数は1,739粒であった(発眼率86。3%)。ふ化数は1,661尾であった(ふ化率は受精からでは82。4%,発眼からでは95。5%)。餌付け開始時の稚魚数は1,523尾であった(生残率は発眼からでは87。6%,ふ化からでは91。7%)。平成7年3月末の飼育数は575尾であった(生残率は餌付け以降で37。8%)。
- [栃木県水産試験場]の論文
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