アスパラガスえき芽培養における密度効果, および根分化
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概要
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アスパラガスえき芽培養で, 苗条および根の生長に密度効果がみられた. この効果は, 培地上に植え付けられた高密度の切片から拡散する物質によるものと考えられ, NAA とともに与えられたカイネチン•SD 8339•ベンヂルアデニンのような種々のサイトカイニンでおき代わりうる.ムラシゲ•スクーグの無機塩類, 3%しよ糖, 20mg/lミオ•イノシトール, 0.5mg/l ニコチン酸およびピリドキシン,0.1mg/l サイアミン (基本培地) に, 0.3mg/lNAA, 0.1mg/l カイネチンを加えた培地で根を分化させたのち, 基本培地に移植すると根の生長がよい. このNAA とカイネチンを添加した根誘導培地におく適正期間は, 2〜3週間であつた.
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