カーボンペースト電極を用いるチロシンの陽極酸化反応
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概要
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チロシンは0.7<I>N</I>~2.3<I>N</I>の硫酸酸性中で,+1.0V(対SCE)に半ピーク電位をもつ良好な酸化波を示し,多量フェニルアラニン中のチロシンが,直線走査ボルタメトリーにより精度よく定量できた.遷移時間定数630,log(√τ-√t)/√τ対<I>E</I>のプロットは直線となり,完全な不可逆酸化反応である.定電位電解,ポーラログラフィーにより電極反応について考察した.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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