モノヨード酢酸の還元波を利用するヨウ素イオンのポーラログラフ分析
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概要
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モノクロル酢酸をpH 1.5でヨウ素イオンと共存させ,80℃で5~10分加熱すると定量的にモノヨード酢酸が生成する.この反応を利用して0.2~5m<I>M</I>のヨウ素イオンを約100倍の塩素イオンおよび臭素イオンの共存下で定量できた.モノヨード酢酸はpH 1.5で半波電位-0.18V(対SCE)に温度係数+2%の拡散支配2電子還元波を示し,その電極反応はCH<SUB>2</SUB>ICOOH+2H<SUP>+</SUP>+2<I>e</I>→CH<SUB>3</SUB>-COOH+HIと考えられる.
- 社団法人 日本分析化学会の論文
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