藻類の燐代謝に関する研究-III : 数種の海藻およびアサクサノリ癌腫病葉のRNA, DNA含量について
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概要
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The OGUR-ROSENS method for the determination of RNA and DNA in plants was so modified as to be applicable to the fractionation and determination of acid-soluble phosphates, phospholipids, RNA, DNA and phosphoprotein in marine algae. Major points of the modification are as follows: (1) the extraction of lipid fraction was preceded by that of the acid-soluble fraction, and (2) the E260 value of the PCA extract of RNA was followed up during the extraction until it reached a maximum level.The modified method was employed for the fractionation of RNA and DNA in six species of red algae, three species of grass-green algae and one species of brown algae. The extracted amounts of RNA and DNA were estimated by the absorbance at 260mμ.The RNA and DNA contents of the sample algae on dry basis were 5.3-18.4mg and 0.8-3.8mg per gram, respectively. The results with Porphyra were particularly interesting because of their showing the highest RNA contents among the sample algae.No significant differences in RNA and DNA contents were observed between the normal and tumorous fronds of Porphyra tenera, contrary to the report of higher DNA contents in tumorous lavers by KATAYAMA and FUJIYAMA (1957). The present study of the analytical procedure infers that the high value for DNA presumably resulted from an incomplete extraction of RNA.
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