当教室における重複悪性腫瘍症例及び本邦報告例の統計的観察
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概要
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We have experienced 23 cases of multiple primary malignant tumors in the Department of Oto-rhino-laryngology, Keio University from 1957 to 1975. On the other hand, 203 cases of multiple primary neoplasms in the head and neck were reported in the Japanese literature. Of 1093 malignant head and neck tumors in our clinic in the same period, 23 cases (2.1%) were multiple primary malignant neoplasms. The average age was 61 years in our series and 60 years in cases reviewed from literature. Males proponderated, 140, as against females 51. As to the interval between the first and the second tumor, 9 cases (39%) were synchronous and 14 cases (61%) were non-synchronous in our own series. However, 64 cases (35.2%) were synchronous and 118 cases (64.8%) were non-synchronous in reviewed cases. Of 23 multiple primary malignant tumors in our clinic, malignant antral tumors were most frequently seen (10 cases) and laryngeal cancer were next (6 cases). On the other hand, of 203 cases reviewed from literature, maxillary cancers were also most frequently seen(90 cases)and laryngeal cancers were next (71 cases). Cancers of bilateral maxillary sinus were most frequently seen and double cancers of the larynx and the stomach were next frequent in Japan. The cause of multiple primary cancer was discussed.
- 社団法人 日本耳鼻咽喉科学会の論文
著者
-
三宅 浩郷
東海大学医学部付属東京病院耳鼻咽喉科
-
犬山 征夫
北海道大学
-
犬山 征夫
慶応義塾大学 耳鼻咽喉科
-
斎藤 成司
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
小津 雷助
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
堀内 正敏
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
浅岡 一之
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
中島 康夫
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科学教室
-
斎藤 成司
慶応義塾大学医学部耳鼻咽喉科
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