アユ冷水病対策試験(平成16年度)
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概要
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アユ冷水病の卵消毒薬として効能拡大が見込まれているマリンサワーSP30製剤(H2O2有効濃度29。75%)を用いてアユ受精卵を消毒する際の安全性試験を行った。本年度は、比較的高濃度・長時間の薬浴処理を行った際のデータをとることを課題とした。受精から1時間後に1lビーカー内で1lの消毒液に所定濃度・時間、浸漬(無通気)した。結果、600ppm・60分間薬浴区の発眼率のみで対照区と有意な差異が認められたがその他の区では発眼率、正常ふ化率ともに対照区と有意な差異は認められなかった。今回の試験で行った薬浴濃度・時間ではアユ卵に対する安全性に問題はなかったと考えられた。
- [栃木県水産試験場]の論文
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