アユ冷水病対策試験(平成15年度)
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概要
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マリンサワーSP30製剤(H2O2有効濃度29。75%)および水産用イソジン10%製剤(ポピドンヨード)についてアユ受精卵に影響を及ぼさない安全な薬浴処理濃度および時間を設定するための試験を行った。受精卵をスライドグラスに付着させ1Lの消毒液に所定濃度・時間、浸漬(無通気)した。発眼率は両薬剤ともに各試験区と対照区との発眼率に、有意な差異は認められなかった。ふ化率は両薬剤ともに各試験区と対照区とのふ化率に、有意な差異は認められなかった。ふ化仔魚奇形率は両薬剤ともに各試験区と対照区とのふ化仔魚奇形率に、有意な差異は認められなかった。本試験で行った濃度・時間では、両製剤共にアユ卵に対する安全性に問題はなかったと考えられた。
- [栃木県水産試験場]の論文
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