大型サケ科魚類に発生するIHNVについて(平成10年度)
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概要
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近年、大型魚(ニジマス20g以上、在来マス10g以上)で伝染性造血器壊死症(以下IHN)と診断される症例や、血清型が一つとされるIHNVにあって中和試験で陽性とならない株があることが問題となっており、分離されたウィルスがIHNVであるかを確認する必要がある。そこで本試験では大型サケ科魚類から分離されたウィルスおよび抗IHNV(VR-714)血清による中和試験により陰性となったウィルス株についてIHNVのN遺伝子領域をターゲットとしたRT-PCRを行い分離株の特性について検討することとした。今回の試験から、大型魚からの株や中和試験陰性株についてもIHNVであるとの結果が得られた。
- 2000-03-00
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