マス類の細菌性腎臓病対策試験(平成9年度)
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概要
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マス類の疾病の中でも細菌性腎臓病(以下BKD)は効果的な治療がないことから難病とされている。本試験では,本県の重要な養殖魚種であるヒメマスにおいて採卵親魚のBKD感染状況調査ならびにウィルス保菌検査を行い今後の防疫対策の指針とすることを目的とした。供試魚は中禅寺湖漁業協岡組合内養魚池で養成したヒメマス親魚(池産)雌30尾,雄5尾。遡上親魚(湖産)雌30尾,雄5尾とした。本年度の調査の結果,ウィルスについては池産で2尾,湖産で8尾いずれも雌親魚からCPEよりIHNVと判断されるウィルスが検出された。BKDについては,肉眼的観察,間接蛍光抗体法いずれについても全ての供試魚で陰性であった。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 1999-03-00
著者
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