環境中における魚類病原体疫学的調査に係る基礎試験
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概要
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近年、特にアユ養殖において大きな問題となっている冷水病であるが、病魚から分離された原因菌(Flavobacterium psychrophilum)の来歴については不明な点が多い。そこで本試験では冷水病魚から分離された原因菌についてPCR増幅産物を用いた制限酵素切断長多型(RFLP)を検出することにより冷水病原因菌の来歴をつかむ糸口とし、効果的な防疫対策をたてる一助とすることを目的とした。試験の結果、3タイプに分けられた。今回の方法を用いることで様々な病魚から分離される冷水病原因菌をタイプ分けできることが示され今後の防疫対策にも役立つものと思われる。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 2000-03-00
著者
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