薬浴剤魚体内濃度分布試験(平成9年度)
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概要
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養殖池において駆虫等の目的による薬浴が必要とされ,いくつかの薬剤が使用されてきた。本試験では,これら薬剤を使用した魚の食品としての安全性を検討するため,薬浴後の魚体内残留を調査した。薬浴剤としては,水産用マゾテン80(バイエルジャパン株式会社)を用いて行った。駆虫有効濃度検討試験はアユの鰭に寄生したギロダクチルスを駆虫できるマゾテン80濃度を検討した。また,アユに対する毒性を検討した。魚体内残留試験マゾテン80濃度100ppmでの残留を検討する。今回の試験から,魚体内の残留は比較的短時間に減少したが,ギロダクチルスの駆虫対策としての薬浴効果は望めないと判断された。
- [栃木県水産試験場]の論文
- 1999-03-00
著者
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